再婚婚活で離婚理由はいつ話す?お見合い・仮交際・真剣交際での伝え方

「離婚理由って、いつ話せばいいんだろう…」

再婚・バツイチ婚活を始めた方から、本当によく伺うお悩みです。

お見合いで聞かれたらどうしよう。正直に話したら、その場でお断りされてしまうんじゃないか。かといって黙っていたら、隠しているように思われるかもしれない。

そんなふうに考えているうちに、お見合いの前から気持ちが重くなってしまう方も少なくありません。

私自身、結婚を2度経験し、今は結婚相談所を運営する立場として、再婚を希望される会員様のサポートをしています。その中で感じているのは、離婚理由は「いつ話すか」よりも「どこまで話すか」を考えた方が、ずっと気持ちが楽になるということです。

先に結論をお伝えしておきますね。

お見合いですべてを話す必要はありません。ただし、真剣交際へ進む前には、離婚理由と再婚後の生活に関わる大切なことは伝えておきたい。

これが、当相談所の基本的な考え方です。

この記事では、交際の段階ごとにどこまで話せばいいのか、どう伝えればお相手が安心できるのかを、実際の仲人サポートの経験も交えながらお話ししていきます。

・お見合いでは、聞かれたら離婚理由を簡潔に
・仮交際では、背景や自分なりの振り返りまで
・真剣交際前には、子ども・養育費など今後の生活に影響することを共有
目次

再婚婚活で離婚理由はいつ話す?

お見合いですべてを話す必要はない

お見合いは、ほぼ1時間という限られた時間です。しかも初対面で、お互いにとても緊張しています。

その場で離婚に至った経緯を最初から最後まで説明しようとすると、どうしても話が重くなってしまいます。お相手も「どう反応すればいいんだろう」と戸惑ってしまうかもしれません。

当相談所では、会員様に「離婚理由は、聞かれたら答えるスタンスで大丈夫ですよ」とお伝えしています。

自分から積極的に話題にする内容ではありませんし、交際が進めば、お相手も自然と気になってくるものです。遅かれ早かれ話題にはなります。ですから、無理に自分から切り出す必要はないと考えています。

仮交際では少しずつ背景まで話す

仮交際に入ると、何度かお会いする中で、お互いの過去のことも少しずつ話題にのぼるようになります。

このあたりで、離婚に至った背景や、自分なりの振り返りを話せるといいと思います。といっても、決まった回数があるわけではありません。会話の流れの中で、お相手から聞かれたときや、自然にそういう話になったときで十分です。

真剣交際に進む前には大切なことを伝えておく

ここだけは少しはっきりお伝えしたいのですが、真剣交際に進む前には、再婚後の生活に関わることはきちんと伝えておきたいところです。

お子さんのこと、養育費のこと、元配偶者との連絡のこと。こうしたことは「聞かれたら答える」ではなく、後出しにしないことが大切です。

このあたりは後ほど詳しくお話ししますね。

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離婚理由は「段階によって話す深さを変える」

「何回目のデートで全部話すべきか」と考えると、どうしても悩んでしまいます。

でも、実際には「全部をいつ話すか」ではなく、関係が深まるにつれて、話す内容も少しずつ深くしていくと考えた方が自然です。

当相談所では、だいたい次のように整理してお伝えしています。

段階話す内容の目安
お見合い聞かれたら、離婚理由の概要を簡潔に
仮交際離婚に至った背景・自分なりの振り返り・これから大切にしたいこと
真剣交際前子ども・養育費・元配偶者との連絡など、結婚生活に影響する事実
真剣交際具体的な結婚生活として、二人ですり合わせる

お見合い|聞かれたら概要を簡潔に

お見合いで離婚理由を聞かれた場合は、一言二言で十分です。

「価値観の違いで、話し合って別々の道を選びました」
「生活のすれ違いが続いてしまって」

お見合いの段階では、このくらい簡潔な答えでも十分だと思います。お見合いの時点でお相手が知りたいのは、細かな経緯ではなく、「この人は過去をどう受け止めているのかな」という雰囲気なのだと思います。

仮交際|理由・振り返り・これからを伝える

仮交際では、もう少し踏み込んだ話ができるようになります。

このとき意識していただきたいのは、「何があったか」だけで終わらせないことです。

・どうして離婚に至ったのか
・その経験を今どう受け止めているのか
・次の結婚では何を大切にしたいのか

この3つが少しでも伝わると、お相手も「過去の話」ではなく「これからの話」として聞くことができるようになります。

真剣交際前|再婚後の生活に影響することまで共有する

真剣交際は、結婚を前提としたお付き合いです。

その前の段階で、お子さんや養育費など、結婚したら二人の生活に関わってくることは伝えておきましょう。真剣交際に入ってから「実は…」となると、お相手は内容そのものよりも、「どうして今まで言ってくれなかったんだろう」というところに引っかかってしまいます。

離婚理由を伝える時に大切な4つのこと

元配偶者の悪口にならないようにする

これは、当相談所で必ずお伝えしていることです。

たとえお相手側に原因があった離婚だったとしても、元のお相手を責めるような言い方は避けた方がいいと思っています。

結婚は本当に千差万別です。二人の間には、二人にしか分からない関係があります。離婚には、それぞれに複雑な事情があります。性格や生活のすれ違いなど、どちらか一方だけでは説明できないケースも少なくありません。

それに、聞いている側からすると、元配偶者の悪口が続くと「もし自分と結婚して何かあったら、自分もこう言われるのかな」と思ってしまうものなんです。

詳しく話しすぎない

誠実に話そうとするほど、細かいところまで説明したくなる気持ちはよく分かります。

でも、事実を隠さないことと、過去を細部まで全部話すことは別です。

離婚には、当事者にしか分からない事情がたくさんあります。それを全部説明しなければ誠実じゃない、ということはありません。お相手にとって必要なのは、これからを考えるための情報です。

無理に自分だけを悪者にもしない

「元配偶者を悪く言わない」というと、「じゃあ全部自分が悪かったと言えばいいのかな」と考える方もいらっしゃいます。

そうではありません。

たとえば、DVや不貞行為など、明らかにお相手側に原因があった場合まで、「私にも悪いところがありました」と無理に言う必要はないと思います。

大切なのは、相手を責める言葉を使わないこと。そして、事実ではない反省まで作る必要はないということです。淡々と、短く事実を伝えるだけで十分です。

最後は「次の結婚で大切にしたいこと」につなげる

離婚理由を話すとき、最後に一言、これからのことを添えてみてください。

「次は、気になることを溜め込まずに話せる関係を大切にしたいと思っています」

この一言があるだけで、話の印象がずいぶん変わります。お相手も、あなたとの未来を想像しやすくなるはずです。

離婚理由の伝え方|ケース別の例

ここでいくつか例をご紹介します。

ただ、これはあくまで一例です。事情は人それぞれですから、無理にきれいな言葉にまとめる必要はありません。ご自身の言葉で話すのが一番伝わると思います。

性格・価値観の違いで離婚した場合

「お互いに大切にしたいことが少しずつ違っていて、話し合った結果、別々の道を選びました。今は、お互いの考え方を尊重しながら、違いを話し合える関係を築きたいと思っています。」

すれ違いやコミュニケーション不足の場合

「前の結婚では仕事の時間が合わず、少しずつ会話が減ってしまいました。十分に話し合わないまま距離ができてしまった部分は反省しています。次は、気になることを溜めずに話せる関係を大切にしたいと思っています。」

相手の不貞などが原因だった場合

「相手側の事情で、夫婦関係を続けることが難しくなりました。つらい時期もありましたが、今は気持ちの整理もついています。次は、お互いを信頼し合える関係を築きたいと思っています。」

細かな経緯まで話す必要はありません。「相手側の事情で」とだけ伝えて、あとは前を向いている今の気持ちを話せば十分です。

自分に原因があった場合

ご自身に原因があった場合は、話題になったときに、率直にお話しすることをおすすめしています。

「当時の私は仕事を優先しすぎて、家庭のことを相手に任せきりにしていました。そのことは今でも反省しています。次は、二人で家庭のことを一緒に考えていきたいと思っています。」

言い訳をせず、自分のこととして話す。そのうえで、その経験をどう受け止め、今は何を意識しているのかを伝える。そうすると、お相手は「過去の失敗」よりも「この人は自分のことをきちんと振り返れる人なんだな」という部分を見てくれることが多いです。

「離婚理由」と「今も続いていること」は分けて考える

ここが、この記事で一番お伝えしたいことです。

たとえば、

「前の結婚では、会話が減ってすれ違ってしまった」

という話と、

「前の結婚のお子さんに、毎月養育費を支払っている」

という話。

どちらも「前の結婚」に関する話ですが、性質はまったく違います。

前者は過去の理由です。後者は、これからの結婚生活にも影響する、今の事実です。

当相談所では、この2つを次のように分けて考えています。

過去として整理すること

  • 性格や価値観の違い
  • 生活のすれ違い
  • コミュニケーション不足
  • 前配偶者との関係

今も影響していること

  • 子どものこと
  • 養育費
  • 面会・交流
  • 元配偶者との連絡
  • 金銭的な負担
  • その他、再婚後の生活に関わる事情

過去として整理することは、先ほどお話ししたとおり「聞かれたら答える」で大丈夫です。

でも、今も影響していることは違います。こちらは、真剣交際に進む前に、自分から伝えておきたいことです。

離婚理由を全部説明することよりも、再婚後の生活に影響することを後出しにしないこと。こちらの方がずっと大切だと私は考えています。

子どもについて

お子さんがいることはプロフィールにも記載されているので、お相手も知ったうえでお見合いをしています。

ただ、お子さんと一緒に暮らしているのか、元配偶者のもとで暮らしているのか、年齢や性格はどうか。そういったことは、交際が進む中で少しずつお話ししていくといいと思います。

養育費について

養育費は、支払う側・受け取る側どちらの場合でも、結婚後の家計に関わってきます。

仮交際の早い段階で細かな金額まで話す必要はありません。ただ、真剣交際へ進む前には養育費の有無を伝え、交際が深まった段階では金額や期間なども具体的に共有しておきたいところです。

元配偶者との連絡や面会について

お子さんの面会交流などで、元配偶者と今も連絡を取っている方もいらっしゃると思います。

これはお子さんのためにも大切なことです。ただ、お相手からすると、何も知らないまま後から知ると不安になってしまうこともあります。

「子どものことで、今も必要な連絡は取っています」と、事実として伝えておくだけで、お相手の安心感はずいぶん違うと思います。

シングルマザー・シングルファザーの再婚で大切なこと

子どものことを「条件」だけで説明しない

お子さんのことを話すとき、年齢や人数、同居かどうかといった「情報」だけになってしまうことがあります。

でも、お相手が本当に知りたいのは、お子さんがどんな子なのか、あなたがどんなふうに子育てをしているのか、ということかもしれません。

「最近、サッカーにはまっていて、週末は試合の応援に行っているんです」

そんな何気ない話から、お相手はあなたとお子さんの日常を少しずつ想像していきます。

相手と子どもを急いで会わせる必要はない

交際が順調に進むと、「早く子どもにも会ってほしい」と思うこともあるかもしれません。

でも、焦らなくて大丈夫です。お子さんにとっても、お相手にとっても、心の準備が必要です。まずは二人の関係をしっかり築いてから、タイミングを考えていきましょう。

再婚後の生活を少しずつ二人でイメージする

どこに住むのか、お子さんとの関わり方はどうするのか、仕事や家事の分担は。

こうしたことは、一度に全部決める必要はありません。デートの中で少しずつ話し合いながら、二人で再婚後の生活をイメージしていくことが大切だと思います。

シングルマザーの婚活については、こちらの記事でも詳しくお話ししています。

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離婚理由を聞く側も「正解探し」をしすぎない

この記事を読んでくださっている方の中には、再婚歴のあるお相手と交際中の方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方にも、少しお伝えしたいことがあります。

「誰が悪かったか」を決めるために聞かない

お相手の離婚理由が気になるのは、当然のことです。

ただ、聞くときに「どちらが悪かったのか」をはっきりさせようとすると、まるで裁判のようになってしまいます。

離婚理由を聞く本当の目的は、多くの場合、「自分と結婚しても、同じことが起きないだろうか」という不安を解消することなのではないでしょうか。

そう考えると、聞くべきことは「何があったか」よりも、「その経験をどう受け止めているか」なのだと思います。

そしてこれは、話す側にとっても同じです。離婚理由を説明する目的は、自分の正しさを証明することではありません。お相手の「また同じことにならない?」という不安に答えること。そう考えると、何をどう話せばいいのか、少し見えてくるのではないでしょうか。

たとえば、

「元妻が家事を全然しなかったんです」

と細かく説明するよりも、

「家事や仕事の分担について、きちんと話し合えていなかった部分もありました。次はお互いに我慢せず話せる関係を作りたいと思っています」

と話してもらった方が、聞く側も再婚後の二人の姿を想像しやすいですよね。

過去より今の考え方を見る

人は、経験から学び、変わっていくものです。

過去に何があったかよりも、今のその人がどんな考え方をしているのか。そこに目を向けてみると、お相手の見え方が変わってくるかもしれません。

聞きにくければ仲人を通じて相談する

「気になるけれど、直接は聞きにくい…」

そんなときは、担当の仲人に相談してください。結婚相談所で婚活をしている強みは、こうした聞きにくいことを間に入ってもらえるところにもあります。

離婚理由をどう話すか迷ったら仲人に相談する

当相談所では、入会時に簡単に離婚理由をお伺いしています。もちろん、無理にお聞きすることはありません。

お伺いした内容によっては、プロフィールの書き方も工夫しています。

たとえば、元のお相手側に原因があった場合や、やむを得ない事情での離婚の場合は、ご本人のプロフィール欄に「お見合いや交際時に、お気軽にご本人にお尋ねください」と記載することがあります。

こう書いておくだけで、お相手の警戒心は驚くほど少なくなります。「聞いてもいいんだ」と分かるだけで、お相手も安心してお見合いを申し込めるんですね。

ご自身に原因があった離婚の場合でも、内容的に可能であれば、プロフィールでそれとなく触れることもあります。なるべく前向きな書き方にするイメージです。そのうえで、実際に話題になったときは、率直にご自身のことをお話しするようにアドバイスしています。

話す前に一度言葉にしてみる

当相談所でも、「この離婚理由、どう話したらいいですか?」というご相談を受けることがあります。

実際にお相手に話す前に、一度仲人に話してみる。それだけでも、自分の中で気持ちが整理できることがあります。頭の中で考えているだけでは分からなかったことが、口に出してみると見えてくるものです。

他責に聞こえないか一緒に整理する

自分では気をつけているつもりでも、話し方によっては元配偶者を責めているように聞こえてしまうことがあります。

第三者である仲人が聞くことで、「この言い方だと、少し相手を責めているように聞こえるかもしれませんね」と一緒に言葉を整理することができます。

相手に伝えるタイミングも相談できる

お子さんのことや養育費のことを「いつ、どう切り出せばいいか」も、交際の様子を見ながら一緒に考えることができます。

一人で抱え込まず、気軽に相談していただけたらと思います。

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よくある質問

お見合いで離婚理由を聞かれたらどう答える?

一言二言、簡潔に答えれば大丈夫です。「価値観の違いで、話し合って別々の道を選びました」くらいで十分です。お見合いの時点で細かな経緯まで話す必要はありません。

相手から聞かれなければ言わなくてもいい?

離婚理由そのものは、聞かれたら答えるスタンスで良いと考えています。交際が進めば自然と話題になるものです。ただし、お子さんや養育費など、再婚後の生活に影響することは、聞かれなくても真剣交際前には自分から伝えておきましょう。

仮交際何回目までに話せばいい?

決まった回数はありません。「何回目に話すか」よりも、関係の深まりに合わせて少しずつ話す内容を深めていく方が自然です。真剣交際へ進む前には、大切なことは伝えておくことを目安にしてください。

元配偶者の不貞が原因でも自分の反省を言うべき?

無理に言う必要はありません。元配偶者を責める言い方は避けつつ、「相手側の事情で」と短く事実を伝え、これからどんな関係を築きたいかを話せば十分です。

子どもや養育費はいつ話す?

お子さんがいることはプロフィールで伝わっていますが、養育費や面会交流など、生活に関わる具体的なことは、真剣交際に進む前までには共有しておきましょう。後から知ると、お相手が不安を感じやすい部分です。

再婚の相手に離婚理由を聞いても失礼ではない?

失礼ではありません。結婚を考える相手として、気になるのは自然なことです。ただ、「誰が悪かったのか」を決めるような聞き方ではなく、「その経験から何を感じたか」を聞くつもりでいると、お互いに話しやすくなると思います。直接聞きにくい場合は、仲人に相談してください。

まとめ|離婚理由は「いつ」より「どこまで話すか」を考える

再婚婚活では、「離婚理由をいつ話せばいいのだろう」と悩む方は少なくありません。

ですが、すべてを一度に話す必要はありません。

お見合いでは簡潔に。
仮交際では少し背景まで。
真剣交際へ進む前には、これからの結婚生活に影響することまで。

大切なのは、正しいタイミングを探すことより、関係に合わせて誠実に話していくことです。

そして、離婚理由を話す目的は、自分の正しさを証明することではありません。

「この経験から何を感じ、次はどんな家庭を築きたいのか」

そこまで伝わると、お相手もあなたとのこれからを考えやすくなると思います。

一度結婚を経験しているからこそ、分かることがあります。大切にしたいことが、前よりもはっきりしている方も多いはずです。

その経験は、決して隠さなければいけないものではありません。あなたらしい言葉で、少しずつ伝えていってくださいね。

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