
「息子がこの先、結婚できるのか心配」
「娘は結婚する気があるのだろうか」
「以前は婚活していたようだけど、最近は何もしていないみたい」
こうしたご相談を、親御さんからいただくことがあります。
親としては、子どもが将来一人で寂しい思いをしないだろうか、安心できるパートナーと出会ってほしい、と心配になるのは自然なことだと思います。
一方で、結婚の話をすると嫌がられたり、
「分かってるから言わないで」
「今は結婚するつもりはない」
と言われてしまい、どう声をかければいいのか分からないという親御さんも少なくありません。
大切なのは、親御さんが「結婚させなければ」と焦ることではなく、まずご本人が結婚についてどう考えているのかを知ることです。
結婚したい気持ちはあるけれど、婚活に自信がない。
仕事が忙しくて後回しになっている。
一人の生活に満足している。
そもそも今は結婚を希望していない。
理由は人それぞれです。
この記事では、独身の息子さん・娘さんを心配する親御さんに向けて、
・本人の気持ちをどう確認するか
・結婚の話をする時に気をつけたいこと
・親御さんができるサポート
・結婚相談所へ親だけで相談してもよいのか
・代理婚活についてどう考えるか
などを、結婚相談所を運営する仲人の立場からお話しします。
親ができるのは、無理に結婚させることではありません。
本人が「少し婚活してみようかな」と思った時に、安心して一歩を踏み出せるきっかけを作ること。
この記事が、そのための参考になればと思います。
独身の息子・娘が心配になる親御さんへ
「この先、結婚できるのだろうか」
「本人は結婚する気があるのだろうか」
「できれば孫の顔も見たい」
独身の息子さん、娘さんを見ていると、親御さんとして心配になるのは自然なことだと思います。
実際、当相談所にも親御さんからご相談をいただくことがあります。
ただ、親御さんが心配しているからといって、そのまま本人へ気持ちをぶつけてしまうと、かえって話しづらくなることもあります。
「結婚する気はあるの?」と聞きたくなる気持ち
親御さんからすると、
「結婚する気があるなら早く動いた方がいいのでは」
と思うこともあるでしょう。
年齢が上がるほど心配になる気持ちも分かります。
ただ、本人も何も考えていないとは限りません。
「結婚した方がいいのかな」
「いい人がいれば結婚したい」
「でも、どう動けばいいか分からない」
そんな気持ちを持ちながら、何も行動できずにいる方もいます。
親が心配していることと、本人が心配していることは同じとは限らない
親御さんは、
「このままずっと一人だったらどうしよう」
と心配しているかもしれません。
一方、本人は、
「婚活してもうまくいく自信がない」
「仕事が忙しい」
「結婚生活そのものが想像できない」
と、まったく別のことで悩んでいる場合があります。
まずは、親の不安と本人の悩みは同じとは限らない、と考えてみることが大切です。
息子・娘が結婚しない理由は一つではありません
独身でいる理由は、人それぞれです。
単純に「結婚する気がない」と決めつけない方がよいと思います。
結婚したくないのではなく、きっかけがない
「いい人がいれば結婚したい」
と思っていても、職場と自宅の往復だけで、新しい出会いがほとんどない方もいます。
結婚願望がないのではなく、婚活を始めるきっかけがないだけという場合もあります。
婚活に自信がない
「自分なんか選んでもらえない」
「恋愛経験が少ない」
「年収に自信がない」
といった理由で、婚活に踏み出せない方もいます。
本人にとっては、結婚したいかどうかよりも、「婚活するのが怖い」という気持ちの方が大きいこともあります。
仕事や生活が忙しく、後回しになっている
仕事が忙しくなると、
「今は婚活まで手が回らない」
となってしまうこともあります。
結婚したくないわけではなく、目の前の仕事や生活を優先しているうちに、時間が過ぎている場合もあります。
一人の生活に不満がなく、今すぐ必要性を感じていない
仕事もあり、趣味もあり、一人の生活に特に不満がない。
そうなると、結婚を急ぐ理由を感じない方もいます。
親御さんから見ると心配でも、本人にとっては「今の生活で特に困っていない」ということもあります。
そもそも結婚を希望していない場合もある
中には、今のところ結婚そのものを希望していない方もいます。
その場合は、親御さんがどれだけ心配しても、本人の意思を無視して婚活を進めることはできません。
まずは本人がどう考えているのかを知ることが大切です。
親から結婚を急かされると、なぜ嫌がるの?
親御さんとしては、
「心配だから言っているだけ」
かもしれません。
ですが、本人には違う形で伝わってしまうことがあります。
「結婚しなさい」がプレッシャーになることもある
「いつ結婚するの?」
「そろそろ婚活したら?」
と何度も言われると、本人は責められているように感じることがあります。
本人自身も結婚について悩んでいる場合は、なおさらです。
孫・年齢・周囲との比較はできるだけ持ち出さない
「○○さんのところはもう孫がいる」
「同級生はみんな結婚している」
「早く孫の顔が見たい」
という言葉は、親御さんに悪気がなくても、本人にはプレッシャーになりやすいものです。
結婚は、周囲と比べて決めるものではありません。
親の不安を、そのまま子どもの課題にしない
親御さんが不安だからといって、
「あなたも早く何とかしなさい」
と伝えてしまうと、本人は反発してしまうことがあります。
まずは、
「私は少し心配しているけれど、あなた自身はどう考えている?」
という形で聞いてみる方が、話しやすくなると思います。
独身の息子・娘に結婚の話をするなら、どう伝える?
結婚の話をすること自体が悪いわけではありません。
大切なのは、伝え方です。
まず「あなたはどう考えている?」と聞く
いきなり、
「婚活しなさい」
「結婚相談所に行きなさい」
ではなく、
「結婚について、今どう考えている?」
と聞いてみてください。
まずは本人の考えを聞くことから始めます。
親の希望ではなく、本人の気持ちを確認する
親御さんの希望を伝える前に、
「結婚したいと思っているのか」
「婚活に興味はあるのか」
「何か不安に思っていることはあるのか」
を聞いてみることが大切です。
親が思っていたこととは、まったく違う答えが返ってくるかもしれません。
一度話したら、すぐ答えを求めない
結婚の話をしたからといって、
「じゃあ来週から婚活を始めよう」
とすぐに動ける方ばかりではありません。
一度話した後は、本人が考える時間を作ることも大切です。
婚活を勧めるなら「選択肢」として伝える
もし本人に少しでも結婚したい気持ちがあるのであれば、
「こんな婚活方法もあるみたいだよ」
「一度話だけ聞いてみてもいいんじゃない?」
くらいの伝え方でよいと思います。
結婚相談所も、無理に入会する場所ではありません。
まずは、どのような婚活方法があるのか知るところから始めてもよいと思います。
親がしてあげられること、しない方がいいこと
親御さんができることはあります。
ただし、婚活の主役はあくまでご本人です。
婚活サービスの情報を調べておく
マッチングアプリ、婚活パーティー、結婚相談所など、婚活方法はいろいろあります。
本人が「婚活してみようかな」と思った時に、
「こういう方法もあるみたいだよ」
と情報を渡せるようにしておくことは、親御さんにもできるサポートです。
本人が希望すれば費用面や時間面をサポートする
本人が婚活を始めたいと思った時に、
「費用の一部を応援する」
「家のことを手伝う」
など、必要に応じてサポートするのも一つの方法です。
ただし、先に親御さんがすべて決めてしまう必要はありません。
勝手に申し込んだり相手を決めたりしない
本人に内緒で結婚相談所へ入会させたり、勝手にお相手を決めたりすることはおすすめしません。
実際に結婚生活を送るのはご本人です。
婚活も、ご本人が納得してスタートすることが大切です。
条件を親が増やしすぎない
親御さんがお相手に対して、
「年収はいくら以上」
「初婚の人がいい」
「家柄はこうでないと」
と条件を増やしてしまうことがあります。
ですが、最終的に大切なのは、ご本人同士が一緒にいて幸せに感じられるかどうかです。
親御さんの希望よりも、まずはご本人がどんな相手を望んでいるのかを大切にしていただきたいと思います。
親が先に結婚相談所へ相談してもいい?
「本人にいきなり結婚相談所の話をするのは難しいので、まず親だけで話を聞きたい」
というご相談をいただくことがあります。
マリッジNAVIとびらでは、最初に親御さんからご相談いただくことも可能です。
親御さんだけの相談から始めても大丈夫
まずは、
「今の婚活はどんなものなのか」
「結婚相談所ではどんな活動をするのか」
「うちの子でも活動できそうか」
といったことを、親御さんが知っておくのもよいと思います。
分からないまま本人に勧めるより、まず親御さんが婚活について理解しておく方が、話もしやすくなります。
ただし実際に婚活するのはご本人
親御さんから最初にご相談いただくことはできますが、実際に婚活するのはご本人です。
お見合いをするのも、交際するのも、最終的に結婚を決めるのもご本人です。
そのため、当相談所でも実際に活動を始める前には、ご本人と直接お話しすることを大切にしています。
本人が「一度話を聞いてみよう」と思えるところまでが親の役割
親御さんが無理に入会させる必要はありません。
「こういう婚活方法もあるみたいだよ」
「興味があれば、一度話を聞いてみたら?」
くらいで十分です。
本人が「一度聞いてみようかな」と思えるきっかけを作るところまでが、親御さんにできる一つのサポートだと思います。
「代理婚活」という方法もあるけれど、本人の意思が大切
親御さんが子どもの結婚相手探しに関わる「代理婚活」という方法もあります。
ただし、どのような方法であっても、最後はご本人同士の気持ちが一番大切です。
代理婚活とは
代理婚活とは、独身の息子さんや娘さんに代わって、親御さん同士がプロフィールなどを見ながらお相手を探す婚活方法です。
親御さん同士で話をした後、ご本人同士が希望すれば、実際の出会いへ進んでいきます。
今も親同士の婚活イベントは存在する
現在も、親御さん同士が参加する代理お見合いや婚活イベントがあります。
こうした方法も、本人が婚活を始めるきっかけの一つにはなると思います。
ただ、親御さん同士で話が進んだからといって、ご本人も同じ気持ちとは限りません。
条件より「本人同士が会ってみたいか」を優先したい
親御さんが相手を探すと、
「年収は?」
「年齢は?」
「初婚?」
「どこに住んでいる?」
と条件が気になりやすくなります。
もちろん条件も大切ですが、それ以上に大切なのは、ご本人同士が「一度会ってみたい」と思えるかどうかです。
結婚生活を送るのはご本人たちです。最後は本人の意思を一番に考えていただきたいと思います。
30代・40代の息子・娘の場合、親が気をつけたいこと
30代・40代になると、仕事や生活、考え方もある程度固まってきます。
親御さんから見ると子どもでも、すでに一人の大人として自分の生活を築いています。
すでに自分なりの生活や価値観を築いている
仕事、住む場所、趣味、お金の使い方など、それぞれに今まで積み重ねてきた生活があります。
結婚するためにすべてを変えるのではなく、その生活と結婚をどう両立するかを考えることも大切です。
「今からでは遅い」と焦らせない
「もう40歳だから」
「今すぐ始めないと結婚できない」
と焦らせても、本人が前向きになるとは限りません。
年齢を意識することは大切ですが、まずは本人が婚活を始めようと思えることが第一歩です。
再婚・子どもありなども含め、相手の条件を親が決めつけない
「初婚の人でないと」
「子どもがいる人はちょっと」
など、親御さんがお相手の条件を決めすぎないことも大切です。
再婚の方やお子さんがいる方も含め、ご本人がどんな相手と一緒にいたいのかを優先して考えていただきたいと思います。
北九州で息子・娘の結婚が心配な親御さんへ
マリッジNAVIとびらでも、
「息子がなかなか結婚しない」
「娘に婚活を勧めたいけれど、どう話せばいいか分からない」
といった親御さんからのご相談をお受けしています。
まず親御さんだけで婚活事情を聞くこともできる
最初は親御さんだけで、
「今の結婚相談所ではどんな婚活をするのか」
を聞いていただいても構いません。
無理に入会を勧めるのではなく、まずは婚活方法を知っていただくところからで大丈夫です。
最終的にはご本人と話をしてから活動を始める
実際に活動する段階では、ご本人と直接お話しします。
ご本人が内容を理解し、
「婚活してみよう」
と思った上でスタートすることが大切だからです。
北九州・筑豊・福岡市・下関まで含めて婚活を考える
北九州で婚活する場合も、お相手を北九州市内だけに限定する必要はありません。
筑豊、福岡市方面、下関などまで含めて考えることで、出会いの可能性は広がります。
もちろん、仕事や生活を考えながら、無理なく会える範囲で探していくことが大切です。
よくある質問
本人に結婚する気がない場合、相談所へ連れて行ってもいい?
無理に連れてくることはおすすめしていません。
まずは本人が結婚についてどう考えているのかを聞いてみてください。
少しでも興味があるようなら、「一度話だけ聞いてみる?」と提案するくらいがよいと思います。
親だけで結婚相談所へ相談してもいい?
はい。最初に親御さんだけでご相談いただくこともできます。
ただし、実際の活動を始める際には、ご本人の意思を確認した上で進めます。
婚活費用を親が負担してもいい?
ご本人と話し合った上で、親御さんが婚活費用を支援することは一つの方法です。
ただし、費用を出したからといって、活動やお相手選びまで親御さんが決めることのないようにしたいところです。
本人に内緒で相手を探してもいい?
本人に内緒で話を進めることはおすすめしません。
情報を集めることはできますが、実際に相手を探したり、お見合いをしたりする段階では、ご本人の意思が必要です。
40代になってから婚活を始めても遅くない?
40代から婚活を始める方もいらっしゃいます。
大切なのは、「遅いかどうか」だけを考えるのではなく、今の年齢や生活に合った婚活方法を考えることです。
結婚したい気持ちがあるのであれば、今からできることを一つずつ始めていけばよいと思います。
親から結婚の話をすると嫌がられる場合はどうする?
嫌がっている時に、何度も同じ話をするのは逆効果になることがあります。
一度気持ちを伝えたら、少し時間を置いてみてください。
「結婚してほしい」ではなく、
「あなた自身は将来をどう考えている?」
と聞くことから始めるのもよいと思います。
まとめ|親ができるのは「結婚させること」ではなく、きっかけを作ること
息子さん、娘さんの将来を心配する親御さんの気持ちは、とてもよく分かります。
ただ、親御さんが代わりに結婚を決めることはできません。
婚活も結婚も、最後はご本人が決めることです。
親御さんにできるのは、
「こんな婚活方法もあるよ」
「困ったら相談してもいいんだよ」
と選択肢を伝え、本人が動こうと思った時に応援することではないでしょうか。
マリッジNAVIとびらでは、最初に親御さんからお話を伺うこともできます。
その後、ご本人にも婚活についてご理解いただき、「やってみよう」と思っていただけた時には、しっかりサポートさせていただきます。
やっぱり福岡の人と結婚したい結婚してもこのまま福岡で暮らしたい子育ては地元の北九州でしたい面談でお話を伺っていると、こうした声は本当によく出てきます。ただ、少しお話を深めていくと「福岡の人と結婚したい[…]



